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【国道沿いで土地活用】店舗用地などで有効利用するには?

公開日:2023/09/12

多くの自動車が行きかう国道沿いは、郊外では全国どこでも見られる光景です。

こうした幹線道路の道路沿いには多くの店舗が建ち並んでいます。

これらの店舗はロードサイド店舗と呼ばれ、大型の店舗や全国展開しているチェーンが中心です。

今回は国道沿いをはじめとした幹線道路沿いで店舗を展開するメリットおすすめの用途など、国道沿いでの活用方法について触れたいと思います。

 

国道沿い店舗の利点

日本の幹線道路の多くにはロードサイド店舗が建ち並んでいます。

その多くは全国展開しているチェーン店です。

これらの店舗は没個性的である一方で全国どこでも同じサービスが受けられる利点もあります。

ここではオーナー側からみた国道沿い店舗のメリットをみていきます。

交通量が多く需要がある

交通量が多いということは、それだけお客さんになる人が多いということです。

自家用車があれば少々遠くても来てくれます。

駅前の小規模店舗ではこうはいきません。

ここで重要になってくるのは、常連さんを確保することです。

国道沿いは顧客が多いことから、それだけ出店の需要があります。

交通量の多さは顧客の多さに比例していきます。

大型チェーンが注目している

全国展開しているような大型チェーンは、常に出店できる場所を探しています。

店舗開発といった専門の部署があるくらいです。

交通量の多い国道沿いは大型チェーンが注目している場所です。

規模や条件さえあえば、積極的に出店する方針を取ります。

出店形式もさまざまで、地主に負担の少ない方法もあります。

駐車場が広く取れる

国道沿いの店舗は駐車場を広く取れます。

ほかの場所では持て余してしまう規模でも、交通量の多い国道沿いではメリットです。

むしろ駐車場が広くないとお客さんはきてくれません。

広い駐車場はメリットであると同時に必要条件でもあるのです。

 

国道沿いの店舗に最適な用途

国道沿いの店舗は多くの種類があります。

全国的には飲食店や物販店舗が大半です。

敷地が少々狭い場合にはコンビニもよいでしょう。

また、これらの複合店舗も考えられます。

国道沿いの店舗に最適な用途はどんなものがみていきましょう。

飲食店

週末の夕方になると、国道沿いの飲食店はお客さんでいっぱいになります。

今は家族そろってロードサイド店の飲食店に行く時代です。

チェーン店も豊富にあり、個人がメインターゲットの牛丼チェーンから大人数の食事会も対応できるお店もあります。

飲食店舗は初期投資がかかるものの、チェーン店が支出する契約もあり、さまざまです。

物販店舗

物販店舗も国道沿いには多くあります。

衣料品、子ども用品、おもちゃと多彩です。

物販店舗の強みは初期投資が少ないこと。

飲食店と比べると水回りの設備などが必要ありません。

トイレも飲食店ほど重要ではなく、なくても許される場合があります。

物販店舗として建物を建設しておけば、テナントが入れ替わったとしても対応できます。

コンビニ

コンビニエンスストアも有力候補です。

ただしコンビニは少々条件があり、代表的なものだと、すでにコンビニがある国道沿いで新たに開店するのは要検討です。

なぜなら共倒れの可能性があるためです。

これからどんどん店舗が進出してくるような、発展途上の場所が理想です。

コンビニは少々敷地が狭くても開店できますし、ロードサイド店舗の場合は、広い駐車場がアピールポイントにもなります。

 

狭い土地の場合

一般に国道沿いのロードサイド店舗は広い敷地を必要とします。

業態にもよりますが、500㎡は欲しいでしょう。

では、もしも所有地が狭小な宅地の場合はどうしたらよいでしょうか。

決してあきらめる必要はありません。

狭い土地には、狭い土地の使い方があるのです。

ここでは国道沿いの狭い土地の活用方法を考えていきましょう。

駐車場

駐車場は初期投資があまりかかりません。

砂利敷でよければさらに費用圧縮が可能です。

駐車場は土地のかたちが少々いびつでも、敷地面積が小さくてもレイアウト次第で活用できます。

極端な例でいうと、自動車1台分のスペースがあれば、それで成り立ってしまいます。

「市街化調整区域」という、規制の厳しい区域であっても、駐車場は許可されやすい傾向があります。

看板

駐車場にもならない土地であっても、看板の設置用地として貸し出せば活用可能です。

最近は企業の費用節減やネット媒体へのシフトもあり、看板はかつてほどの高い収益にならない場合もあります。

それでも国道沿いを眺めると多くの看板を見かけるものです。

土地の形状や大きさで、他の用途にできない場合は検討してみてもよいでしょう。

他の土地との一体化

自分の土地だけでは十分な広さがないケースもあります。

そのようなときは隣地の所有者と共同して店舗を誘致する方法があります。

チェーン店側も、単独の所有者だけでは店舗設置ができないケースがあることを理解しています。

意外にも、複数の地主と契約を交わすノウハウも豊富なのです。

場所や業態によっては、国道沿いではなく、一本入った道路に面した敷地でも「第二駐車場」などで活用できます。

 

まとめ

国道沿いの土地は比較的恵まれたロケーションといえるでしょう。

仮に現在は田んぼや畑が広がる場所でも、5年先、10年先には店舗が建ち並ぶ可能性もあります。

出店希望のチェーン店は店舗開発部隊を揃えて、いつも新しい店舗用地を模索中です。

常にアンテナを張っておき、どんな店舗が探しているのか、確認してみましょう。

 

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