【土地活用はアイデア次第?】ユニークな活用方法とは
土地活用といえば、アパートを建てたり、駐車場経営をしたりといった方法が思い浮かびます。
現在でもこうした活用方法が主流です。
ですが、いろいろな理由でそれができない場合、あるいはしない場合もあります。
今回は一風変わった土地活用の方法をご紹介します。
技術の発展で可能になったもの、特定の場所ならば可能なものなど、多種多様なので、是非参考にしてみてください。
ユニークな活用方法の特徴
人と同じことをしていてもダメだ、とばかりに人とは違った土地活用をしようとする人もいます。
生活環境が変わり技術も向上した結果、これまでできなかった活用方法もできるようになりました。
最近の多くなっているユニークな活用方法をキーワードとしてまとめてみました。
無人または手間がかからない
技術の進歩とともに「無人店舗」が増えました。
人件費が店や会社の経営を圧迫するなら、人を雇わなければいい、という考え方さえ存在します。
自動販売機をはじめ、以前から無人化、省力化に特化した活用方法はありました。
それが現在はどんどん進歩し、活用方法や扱う商品も多様化しています。
一時的な賃貸
賃貸物件は通常、年単位で契約を結びできるだけ長い間借りてもらおうとします。
借りる方も短期間で追い出されては困ります。
こちらもなるべく長く借りようとするでしょう。
そんな長期間を目指す賃貸とは反対に短期間の賃貸借を狙う活用方法もあります。
イベントや一時的な賃貸借がこれに該当するでしょう。
特殊な場所や形状の土地の活用
通常の土地活用では、困難な場所や形状の土地の活用も行われています。
郊外を車で走ると田んぼの中に看板を見かけることがあります。
昔からこうした利用方法はされていました。
看板はやや下火になったものの、土地の形が悪くても活用できる方法が模索されています。
無人化や省力化の事例
無人化や省力化をすることで人件費を減らし、収益をあげられるビジネスモデルがいくつも登場してきました。
こうした事例は少しくらい場所が悪かったり、建物が古かったりしても、やり方次第で高い収益が見込めます。
無人での監視システムで防犯から在庫管理までできるものも登場しました。
無人化や省力化の事例をみていきましょう。
コインランドリー
無人店舗の代表例として、コインランドリーが挙げられます。
コインランドリー自体は以前からあった業態です。
ですが、最近は乾燥機能のついた大型の洗濯機がいくつも置かれています。
コインランドリーは定期的な清掃、機械やお金のメンテナンスのほかはやるべきことは多くありません。
手間がかからないことから人気となっています。
無人の販売店舗
次に無人販売店舗や無人販売機でしょう。
技術の進歩から販売店舗も無人化が餃子販売、本屋、ガチャガチャなどの玩具にまで及んでいます。
一時期、ご当地の冷凍餃子やラーメンなどの無人販売は話題になりました。
コンテナハウスやプレハブ小屋を設置し、室内に冷凍庫を置けばほとんど完成と言っていいでしょう。
もちろん、監視カメラなどは必要ですが、人件費、設置費用ともに大幅に削減できます。
トランクルーム
トランクルームも手間が掛かりませんので、おすすめといえます。
こうした施設は基本的には無責管理で、利用者が管理責任を負います。
こちらも防犯のための監視システム、夜間の照明などの設備が必要です。
あとは定期的な清掃、若干のメンテナンスをしておけば稼働できます。
敷地規模の大小にかかわらず運営できるのは大きな強みです。
小規模な駐車場
最後は駐車場です。
駐車場自体は昔からある土地活用の方法です。小規模な敷地でも行なうようになってきました。
駐車場は車を1台停められるスペースがあれば運営可能です。
多少利便性が悪くても、むしろ車を使わないといけない郊外でも需要はあります。
月極であればある程度の期間借りてくれるので収益も安定します。
一時的な使用の事例
土地でも建物でも一時的な使用に注目が集まっています。
一般的には収益事業は長期間借りてもらい、安定した収益を目指すもので、一時的な使用ではそれが達成できません。
ですが、場所や用途によっては絶え間ない需要があり、収益を得られるのです。
それでは一時的な使用の事例をご紹介します。
マンションモデルルーム
同じ場所でいくつものマンションのモデルルームが設置されていることがあります。
マンションは利便性が重要なため、マンションと同じくらいの利便性か、それ以上のものが必要です。
このため人気の場所は限られており、特定の場所にモデルルームが集中します。
モデルルームは数カ月から1年程度で入れ替わります。
移動式販売車やキッチンカーの設置スペース
人や車がある程度集まるところ限定ではあるものの、移動式販売者やキッチンカーの設置スペースは新しい土地活用方法です。
幹線道路沿いなら設置スペースと電気と水道、あとは駐車スペースがあれば展開できます。
一般の店舗よりも入れ替わりが激しいですが、高い収益を得られる場合もあります。
仮住まいなどの一時的な賃貸借
自宅の建て直しや急な転勤のために一時的な賃貸借に需要があります。
建て直しの場合は数カ月から1年程度の期間です。
アパートやマンションでは手狭ですし、荷物もあります。
倉庫や物置が併設されている物件では、常に人気で借りるのに待ちがあるほどです。
まとめ
今回ご紹介した土地活用方法は、ニッチな隙間産業のような活用方法です。
また、これまでできなかったものが技術の進歩で可能になったものもあります。
これらの活用方法はどこでも可能、というわけではありませんが、それでも新しい活用方法として注目されつつあります。
土地活用を考えた場合に、これらの方法も頭の片隅にいれておくと、意外な活用方法がお持ちの物件にフィットするかもしれません。
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