【土地活用のきっかけ】何をきっかけに土地活用を始めますか？

アパートやマンションをはじめ、土地活用の方法は近年多様化しました。

今や地主さんや不動産業者だけでなく、一般の人も土地活用をする時代です。

「土地活用なんて縁のない話だ」と思っている人も、ふとしたきっかけから土地活用をする可能性はあります。

今回は土地活用のきっかけとなった出来事や土地活用をする始めた動機について調べてみました。

 

土地活用のきっかけ：土地の入手

土地さえあれば土地活用は第一歩を踏み出せます。

土地を手に入れるのは、何も購入だけではありません。

自分がその土地をほしくなくても、場合によると面倒をみなくてはなりません。

どんな経緯で土地を入手し土地活用を始めたのかみていきましょう。

土地を相続した

別に土地が欲しかったわけでもないのに、土地を入手してしまう場合があります。

典型的な例は相続。

相続によって実家の土地を相続した、昔農家だったので田畑を相続した、といった話もよく聞きます。

相続後に売却する人もいますが、活用したほうがよい土地や反対に売れない土地を活用する場合があります。

新たに土地を購入した・隣地を手に入れた

土地を購入して土地活用をする人もいます。

よくあるのは隣地購入です。

隣地を購入すると、それまでの所有地と一体的に利用できるため活用の幅が広がります。

大きな建物を建ててもよいでしょう。

購入した土地を貸してもよいでしょう。

土地を入手することによって活用方法は多様になります。

 

土地活用のきっかけ：建物の建て替え

土地はすでにあっても、建物が土地活用に向いていない場合は活用しようと思ってもできません。

そんなときは建物の建て替えがひとつのチャンスです。

建て替えをきっかけに土地活用に舵を切ることができます。

今回は自宅とそれ以外の建物にわけて解説します。

自宅を建て替える

自宅を建て替えたいけれど、賃貸住宅も併設したい。

あるいは敷地が広いので自宅をスケールダウンして余った敷地にアパートを建てたい。

前者は都市部で、後者は郊外で考えられる状況です。

かつては子どもがいて広い家が必要だったものの、年配の夫婦だけだと広さを持て余してしまいます。

自宅部分を減らしてあまった部分を賃貸に出す方法は今後も増えていくでしょう。

建物が古くなった

自宅に限らず、建物が古くなったので建て替えついでに活用できる方法を探すのもよくある話。

親の実家が古くなったので建て替えたい、事業に利用していたけれどもっと有効に活用したい、といったことが考えられます。

土地活用のきっかけ：環境の変化

環境の変化が土地活用のきっかけになる場合もあります。

周囲が開発されたから、自分もやろうと思った、といったこともあるでしょう。

また、環境とは周辺環境に限りません。

仕事の環境や社会環境も含まれます。

土地活用のきっかけが環境の変化による場合を考えていきましょう。

農業をやめることになった

農業をやめると当然ながら農地が残ります。

市街地の農地であれば、農地を転用して宅地とすることもできるでしょう。

郊外の農地で宅地化が難しくても、農地を貸すのも立派な土地活用です。

農地は法律の制限もあり、売買や転用が難しい面もあります。

事業をやめることになった

店舗で商売をしていた、建設業などで資材を置いていた、といった場合、事業をやめるとそれまで使用していた建物や土地が余ってきます。

もちろん売却するのもひとつの手段です。

売却しないとしたら、そのまま放置しておくよりも、賃貸に出したり、別の建物を建てたりするほうがよいでしょう。

区画整理などで環境が変わった

区画整理や再開発が行なわれると、周辺環境が大きく変わります。

それまではあまり使い道のなかった土地が、環境の変化次第で活用できる可能性が広がります。

狭い道路が幹線道路に拡幅されれば、商業地にだってできるのです。

再開発の可能性あるところと予定のないところの差はありますが、もし再開発が予定されていればチャンスとなります。

 

そもそも土地活用の動機は何か

きっかけはともかく、土地を活用する動機はどんなものがあるでしょうか。

まずは税金対策が思い浮かびます。

特に相続税は大きな金額になる税金です。

また、固定資産税や都市計画税は土地を所有しているだけで毎年かかる税金です。

このため、税金対策や税金を稼ぐために土地を活用している人も多くいます。

また、最近は副業がトレンド。

掛け持ちのアルバイトなど、就業規則に抵触しづらい副業として土地活用も人気です。

 

まとめ

ここまで土地活用のきっかけをみてきました。

さまざまなきっかけはあるものの、つまるところ、土地は持っているだけでは維持管理費や手間だけがかかってしまいます。

土地を持つことによるマイナスを挽回するためには、これを活用しプラスの収益に変えることです。

土地活用の対象になる土地は元々持っていた土地とは限りません。

相続で得た土地、土地活用のために所有したわけではない土地も含まれています。

きっかけはいろいろあれども、土地を活かすためにも土地活用を検討していきましょう。

 

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